illuminati008’s blog

なんでこんな適当な事を平気で書くんだろう、と寝る前に思う確率100%

シャーロックホームズ「ブロマンス」

ホームズ「遅かったじゃないかワトソン君」
ワトソン「困るよ、ホームズ。こんな夜中に呼び出して。それにどうしたんだい、その頭」
ホームズ「これは変装だよ。驚いたかい?」
ワトソン「まさかと思って近くで見るまで君かわからなかったよ。トレンディエンジェルの斉藤さんみたいな髪型じゃないか」
ホームズ「おもいきってみたよ」
ワトソン「それに君、半ズボンでも履いてるのか?コートのした素足だけど」
ホームズ「いや、ワトソン。半ズボンじゃないよ」
ワトソン「まさか」
ホームズ「そのまさかさ。ブリーフだ」
ワトソン「捕まるよ、君。名探偵がご乱心じゃないか」
ホームズ「ハハハ、私が牢獄に入ると思うか?」
ワトソン「笑ってる場合じゃないだろ。牢獄じゃなくて病院に入れられるんじゃないか。檻みたいな病室に」
ホームズ「そしたら私の担当医になってくれるかい?」
ワトソン「御免こうむるよ、ホームズ。精神病は僕の専門外だ。せめて今年流行ったおにぎらずを差し入れして上げよう。
そんな事よりだ。
どうして、変質者の変装をして僕を呼び出したんだい?」
ホームズ「それでは話の本題に入ろうか、ワトソン君。
いいか、もう少ししたら若い娘さんがウェイトレスの仕事を終えてあのバーから出てくる」
ワトソン「嫌な予感がしてきたよ」
ホームズ「そこで私がコートを広げて娘さんの前に飛び出すから」
ワトソン「ちょっと待ってくれ、ホームズ」
ホームズ「どうしたんだい?不安かい?」
ワトソン「捕まるよ。不安だよ」
ホームズ「話を最後まで聞いてくれ、いいかい?」
ワトソン「あぁ...」
ホームズ「私は『安西先生、バスケがしたいです。ボールならここにあります、小ぶりですけど2個も』と叫ぶから」
ワトソン「呼ぶよ、ホームズ。レストレード警部をここに」
ホームズ「お願いだ、ワトソン君。どうか最後まで聞いてくれ」
ワトソン「ここまでの愚行からひっくり返るオチがあるっていうのかい」
ホームズ「とにかく私がそう叫んだら君の出番だ。私を指差し『お前はレストレード警部ーー!!何をしているんだーー!』と言って追いかけてきて欲しいんだ」
ワトソン「な、何だって!?つまり君は警部に濡れ衣を着させるために...!?」
ホームズ「レストレードは前回の事件で私の足を引っ張った。おかげで私は今年の忘年会でとにかく明るい安村のモノマネをしなければいけないんだ!」
ワトソン「どういう足の引っ張り方をされたらそんな目に合うんだよ、ホームズ!」
ホームズ「やってくれるだろう、ワトソン君。私の友人は君だけなんだ」
ワトソン「そう言われてもだね」
ホームズ「あ!娘さんが出てきた!よろしく頼むよ、相棒!」
ワトソン「え、あ、もぉ〜!仕方ない!ホームズの為だ!!
お前はレストレード警部ーー!!!!」